水中蘚類
水中蘚類
その56 水中蘚類あらわる

オオカワヂシャがどうやって堰堤に根付くことができたのか? おそらく実生であろう。周辺に生えているコケに種がひっかかって芽吹いたにちがいない。そのコケを接写してみて驚いた。どうやら水中蘚類なのだ。ホソウリゴケなんかを水中で育ててみたことがあり、そのときの姿にそっくりだ。
最初はこの蘚苔を遠目からホシミドロのような緑藻だろうと思っていた。川の中に入って足で踏みつけて、その感触から緑藻ではないとすぐわかった。おそらくは水草として市販されているウィローモスだろうと思った。おそらく市販品が流れ出して帰化したのだろうと予想した。
ウィローモスは水槽で育成していたこともある。ただこうして接写してみれば、一般的なウィローモスとは違う種類の蘚類っぽい。
天然の水中蘚類なら八幡浜の湧水、金沢の水路、仁淀川の源流付近で見つけたことがある。いずれも水質良好な所だった。きれいな水に生えるイメージの水中蘚類がどうして境川にはびこっているのか? 私の知らない種類の輸入品なのか? 謎は深まるばかりだ。

2016.8.6

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