川岸のオニナルコスゲ
その33 夏バテ
オニナルコスゲは花をつけている。その32のときには花の長さと葉の長さが同じぐらいで、葉の緑も濃かった。今回は花の方が長く延び、葉は色あせて小さくなっている。まるで夏バテしているようだ。オニナルコスゲの地上部は夏に枯れるのだろうか。去年までは周辺の青草にまぎれて気づかなかった。
堰堤ではじめて謎の草を見たときは6月だった。夏枯れするということは、オニナルコスゲは謎の草ではないのだろうか。なんだかとんでもない間違いをしている感じだ。
99.5.30
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