謎の草
実生か?
その18 実生なのか

写真は緑の最も大きい部分である。やはりカヤツリグサだが、大きいといっても その11で紹介したものの5分の1ほどだ。他の種類の植物も多い。注目すべきはそのサイズだ。私は全ての草が枯死したことを確認し、その後の増水時にも草が引っかからなかったことも見てきた。この2点から推理すると謎の草の定着の原因は2つが考えられる。一つは小さな草だけが流下し引っかかるということ、もう一つは実生であるということだ。

私は2つめの可能性のほうが大きいと思い始めた。堰堤に引っかかった種が芽を吹いて草が育つのだ。そう考えないと小さい草体のものがかなり多いことが説明できない。思えば最初に堰堤の中を覗いたときにも小さい草はあったのだが、うかつにも大きなカヤツリグサに目を引かれ注意を払わなかったのだ。実生によるものという方向を選択して観察を続けることにした。

98.5.3

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