台風
風
その13 台風の波紋

謎の草を発見してから一年が経ち、また夏が巡ってきた。1996年の夏は台風の多い年だった。二週間を八幡浜ですごしたのだが、2回も台風がやってきた。今回の台風は非常に風が強かったのでボロ家の屋根瓦が吹き飛んだため家の中にまで雨が降り始めた。修繕の必要もあったのだが、それよりも家屋自体が倒壊しかねない様子だったので、せっかくの台風だというのに雨風の見物もままならなかった。

その台風は四国ばかりでなく関東方面にもやってきて久々の大雨をもたらすこととなった。1996年の夏、雨は持続して降り多摩川の水量は多めに維持されていた。その増水が謎の草に思いもよらぬ影響を及ぼすことになったのだ。

98.3.22

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