9月16日 ジョロウグモの巣のゴミ

先月末の31日にジョロウグモの7本脚を見つけて観察を続けている。目標は脱皮を見とどけることだ。ひとまず今日はその巣にかかるゴミのことを記録したい。


ジョロウグモ

上の写真は撮影が5日。ジョロウグモの巣は立体的で、クモは獲物の亡骸を前面、または背面に残しておく習性を持っている。この写真では背面に6個のゴミが写っている。ジョロウグモは巣の増改築、補修、掃除はとても熱心だ。


ジョロウグモ

じつはこのジョロウグモは稼ぎがよくない。毎日見ているが、大物を捕まえたことはない。巣にはたくさんかかっているのはアブラムシの有翅虫、ユスリカぐらいの小昆虫の亡骸だ。

ジョロウグモ

今朝の写真。13日にかけらていたゴミは全部残っている。巣に虫がかかるのは垂直円網の横糸だ。虫がかかるとクモは速やかに駆け寄って噛んだり巻いたりしてしとめて食べる。そしてその亡骸を背面、前面の不定型の部分にひっかけて残すのだ。
13日に比べいくつかゴミが増えている。1日あたり1匹ぐらいはゲットできているもようだ。



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