庭のサンショウの葉裏にササグモが待機していた。そこに小さなアリが近づいてきた。「こいつは食われるな・・・と思った。」実際クモはすばらしい速さで反転してアリを抱え込んだ。
かのように見えたが、クモの足がアリに触れるか触れないかの瞬間にクモはアリから跳びのいたのである。クモはそそくさとその場を離れていった。
いっぽうのアリの方も何事もなかったかのようにアブラムシか何かを探っている。アリは防御物質なんかを出してクモを追い払ったのだろうか?
そのメカニズムは不明だけど、クモはアリのことは我知らずの顔で葉裏の待機を続けていた。