5月27日 蜂の生態観察

オオカバフスジドロバチ

25日のこと、庭にでるとクサイチゴに見慣れない蜂がいた。ドロバチっぽい。クサイチゴの何かに執着を見せている。クサイチゴは先端部分を何者かにくしゃっと巻かれて一部枯れている。食痕があり住処兼食物にされているみたいだ。きっとこの蜂はその犯人を捕らえるつもりだ。こっちにしてみれば、めったにない生態観察のチャンス到来だ。


オオカバフスジドロバチ

蜂はクサイチゴをせわしなく動き回り、下に回り込んで頭を突っ込んでみたり針を刺してみたり。


オオカバフスジドロバチ

ちょっと休憩しつつこっちを警戒してみたり。


オオカバフスジドロバチ

3分ほどで獲物を引っ張り出した。


オオカバフスジドロバチ

獲物は小さなイモムシ。蛾だろうか、ハバチだろうか。


オオカバフスジドロバチ

巣に持ち帰るのかと注視していると、すぐ近くの葉に飛び移ってもしゃもしゃ食べはじめた。


オオカバフスジドロバチ

1分もかからずに食べ終わり、葉には食べのこしが残された。


ササグモ

さて、同じクサイチゴの他の枝にいるのはササグモ。近くから蜂の様子をうかがっていたものかどうか、それは不明。ササグモはこのくしゃっとしたとこに陣取っているのをよく見る。葉の中に隠れているイモムシを狙ってのことなのか、それも不明。


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