4月30日 晩春のみのり

早春を彩る花がある。春一番に咲くスプリングエフェメラルだ。春の終わりをむかえ今はみのりの季節だ。

ムラサキケマン

ムラサキケマンはウスバシロチョウの食草になる雑草。東京渋谷の道ばたでも普通に見られる。だけど平野部にはウスバシロチョウはいない。ムラサキケマンの実はパチンとはじけ飛ぶタイプだ。

カラスノエンドウ

カラスノエンドウがふくらんでいる。熟すと真っ黒になるからカラス。熟す前にちぎって開いて種をとって笛にして遊んだ。カラスノエンドウというよりもビーシーシーという呼称のほうが親しい。

ヤエムグラ

ヤエムグラは曲がったトゲがあって足元にまとわりついてくる。うざい雑草ではあるけれど花も実もけっこうかわいいところがあって嫌いにはなれない。

タネツケバナ

タネツケバナは春の象徴だ。春の遅いわが家に春の訪れを告げる。毎年まだ寒い季節に純白の花を咲かせるのだ。種を飛ばすのも早い。もう大半ははじけ飛んでいる。

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