芹沢川のナゾノクサが花を咲かせて、正体に手が届くところまできた。目久尻川に合流する芹沢川の河口に生えているのだから、上流に種の供給源になる草むらがあるに違いないと探索してみた。
カモガヤだと当たりをつけて芹沢川を遡っていったが、カモガヤもカモガヤらしい草もない。どうやらカモガヤとしたのは間違いだ。
いろいろ探しまわって、500メートルばかり遡った源流付近に、これは！という群落があった。ナゾノクサの花とぴったりフィットの花をつけたイネ科の草だ。さっそく花穂をつみ取って調べてみた。どうやらクサヨシらしい。イネ科ナゾノクサのNo.1はクサヨシに決定だ。

2023.5.24