11月になってクロナガアリのササガヤ集めが最盛期を迎えている。われ先にと種を巣に運び入れる働きアリたち。そんなとき小さなハプニングが起きた。
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| 2日の午後は気温も高く。クロナガアリの巣口はこの秋一番の賑わいを見せている。
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| われ先にとササガヤの種を運び入れようとする働きアリたち。そのとき、ある1頭が運んできたササガヤの長い禾が巣口のそばに転がる土くれにひっかかった。
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| そんなことはかまわず種をひっぱって巣に運び入れたはいいが、土くれが転がって巣口を塞いでしまった。
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| アリたちはわずかなすき間に殺到するも、種はひっかかり外に出ようとする者とぶつかる。
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| ちょっとしたパニックになってせっかく運んできた種をあきらめる者も出る始末。
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| そのとき、1匹の働きアリが土くれにガッとかみついた。ヒーロー見参である。
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| 土くれはアリよりもずっと大きい。オオアゴでくわえて・・・・・
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| 後ずさり・・・・・
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| 程なくして再び巣口が現れた。
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| 自分の仕事を確かめるように土くれに登って巣口を見るヒーロー。
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