6月1日 サクラの葉の奇形

サクラの葉の奇形が気になるのでちょっと調べてみた。

道端のサクラ サクラの葉の奇形は珍しいものではない。近所にも奇形のできている葉がたくさん見られ、ちょっときになった。葉は中央辺縁が変色して膨れている、長さは2センチほどで奇形は閉じていない。めくれも浅く部屋の感じはない。
アブラムシ 奇形になった部分を裏からみると必ず黒い点が認められた。虫のようである。大きさは1ミリぐらい。アブラムシかダニかよく分からないので、1個採集して撮影してみることにした。
アブラムシ 虫はかなりしっかりはりついていた。葉を千切り、フィルムケースに入れ、自転車のバッグに入れて50キロほど走ったあとでも離れていなかった。これが私のデジカメでの接写の限界。せいぜいこの2倍のサイズにしかならないので、ニコンのテレスコマイクロをとりだした。
アブラムシ 写真は腹側から撮影したもの。アブラムシの特徴をいくつか備えているので、どうやらアブラムシのようである。こいつが汁を吸うとサクラの葉が変形してしまうのだろうか。