6月1日 クモの目

クモの目
今ある撮影装置で、最大に接写するとどれぐらいのものが撮れるのか、クモの脱皮殻の単眼を撮って試してみた。画像はもとの幅2048ピクセルのものを切り取り、半分に縮小表示させている。サイズは横が900ピクセルほど。実サイズでは2ミリほどだ。
使ったシステムは、

Nikon Coolpix990
栃木ニコンのテレスコマイクロ、クローズアップレンズ付き
ストロボ2灯(Nikon SB28 ,PanasonicPE-20S)
設定は、
シャッタースピード 1/250
絞り 11
Nikon SB28 マニュアル発光1/16 40cm
PanasonicPE-20S オート 100cm

けっこうなところまで撮れるものだ。クモの顔のようにもともともわっとした対象なら、レンズなどの解像度の低さもそれほど気にならない。このクモは、8つの単眼があることがわかる。写真では6つだけを切り取った。F11までしかいかないので、被写界深度の関係で8つすべてを鮮明に写すのは無理がある。また、マニュアル操作でも、F11まで行くときと、F8までしか行かないときがある。その場合分けのしくみがわからない。また、三脚を使うからと、セルフタイマーで撮ると、設定がマニュアルなのにオートフォーカスが勝手にきいてしまうのに閉口する。