5月20日 うるわしの5月

モクレン かたばみ かたばみ
まったく5月というのは麗しい季節だ。木々も草も太陽の光をあびて青々茂る。ムラサキカタバミは好きな花だ。この花はいざ撮影しようとするときれいなのが少ない。アップよりも風景の中で活きる花だ。風景だと花が小さいので画作りは難しい。
 
ハーブ 有翅虫
たまにいじけた草がある。庭のハーブの葉がくしゃくしゃにいじけていると思ったら、やはりアブラムシだ。翅のはえたヤツが飛んできて増えてしまうので駆除は難しい。写真の有翅虫はたぶんバラにつくヤツ。アブラムシごとに植物の好みが別れているようだ。
 
ヒラタアブ ヒラタアブ目 センチコガネ
植物が元気だと虫も元気だ。ヒラタアブの赤い目は頭より大きい。360度全部見えるに違いない。それがどういう風景なのかは今一つ把握できないようなできるような。ヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べる。右のセンチコガネは親も子も動物の糞を食べる。昔、牛がたくさんいた頃は、この虫も多かった。この辺では何の糞を食べているのだろう。
 
クモ クモ
クモが多いのは環境がいい証拠みたいなもんだから、よく注意して見ている。だけどクモの名前はさっぱりわからない。日本には1000種類もいるらしい。小型のサラグモ、ヒメグモ、ハエトリグモなんかは全くお手上げだ。写真のやつらはけっこう特徴があるので図鑑でわかりそうなもんだが。
イモムシ カメムシ クサイチゴ
クモは例外なく糸を使うハンターで肉食性だ。狩りをする肉食のやつらの創意工夫には感心させられることが多い。はんして、草を食うやつらには、食欲に感心させられる。カメムシは昆虫らしい注射針ふうの口器を発明して肉食草食双方で成功している。カメムシがヘビイチゴを食っている。このイチゴはまずい。5月の終わりはクサイチゴの季節だ。こちらはイチゴ類で最もうまい。今年も一粒だけ食った。