5月4日 5月のにぎわい

ハルジオン ヘビイチゴ 蜂
しばらく天気が悪くて寒い日が続いていた。今日は雨も上がり、日がさして初夏らしい陽気になった。私の小さな庭もいつのまにかハルジオンが満開で、去年の夏に移植してきたヘビイチゴがふくらみ、ずいぶんにぎやかだ。こんなささやかな庭でも虫やカナヘビを見ていると一時間くらいあっというまに過ぎてしまう。
 
はえ ヤスデ
ここのところ庭に増えたのは蝿だ。生ごみを埋めているので蛆がわいているらしい。窓を開けると家の中にもよく入ってくる。大型で背中にラインがあり、目の赤い立派な蝿だ。こういう生ごみにわく蝿はどちらかというと歓迎されていいと思う。また、ヤスデもたくさんわいているらしい。こいつらは働きとしてはミミズとかわりがないが、いまひとつ人気があがらない。
 
カマキリ ヒラタアブ ツマグロオオヨコバイ
先月に羽化したカマキリが庭に散っている。一番多いのはパンジーの花の上だ。パンジーはよく見るといろいろ小さな虫が飛んできている。カマキリはそれをねらっているのだろう。アブラムシでもいればよいのだが。ヒラタアブの幼虫も食べるものがない。ツマグロオオヨコバイはぶんぶん飛んでいる。こういうヤツでも植物の好みはあるらしく、アジサイにばかりたかっている。ちかづくと、そそっと葉の裏に隠れるのがなんともしゃくだ。「それほど君は注目されていないのだよ。」と言ってやりたい。
 
直翅 アシナガバチ シジュウカラ
足もとを赤銅色の虫が歩いている。コオロギ、バッタの類の幼虫らしいが、なにやら見当がつかない。発見はあるもんだ。軒先にはアシナガバチの女王が巣を作っている。もう、20個ほどの部屋ができ卵も見える。庭の管理人に見つかると撤去命令が下るだろう。シジュウカラが巣材を集めに来た。設置した巣箱は利用されていない。入口が少し大きすぎたのか。場所が悪いのか。