●多摩川・初夏の実

5月の終わり、多摩川に恒例の日曜散歩に行った。
実についてちょっと発見があった。

●ニワゼキショウ
ニワゼキショウが多摩川緑地にたくさん咲いていた。花には白と紫の2つがあり、紫の方が圧倒的に多い。サイズは1センチ弱。右の画はその実。かなりかわいい感じ
●カラスノエンドウ
カラスノエンドウが実を結んでいた。
春の早いときに花を咲かせる草はちょうど実りの季節なのだろう。カラスノエンドウのさやは真っ黒になって実り裂ける。裂けるときにさやが勢いよくねじれて種がはじけとぶようになっている。多少は分布を拡げるたしになるのだろう。
●オニグルミ
河原にあるオニグルミの実が膨らんでいた。割って中を見ると、ちゃんとクルミの形ができ上がっている。ところで、多摩川の河原にはオニグルミが多い。上流から流れて来るものもあるだろうが、カラスが運んでくるものも多いだろう。
●ノバラの虫えい
これは実ではなく虫えいだ。ノバラの葉にたくさんついている。河原には特にたくさんできる株もある。右のは花のがくにできた虫えい。葉以外にできるのは珍しい。
どんな虫がいるか、割って中を調べてみる。ウジ虫だったのでタマバエかタマバチだろう(種名は後で調べる)ちなみに右はノバラの実